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脱着式断熱エコカバー
射出成形機のシリンダ加熱ヒーターを断熱化することで、エネルギーコストの削減に貢献する高性能断熱カバー。
「断熱エコカバー」は、省エネ効果が高い断熱カバーです。
ヒーターへ取り付けるだけの簡単さに加え、費用対効果は約1年間。取り組みやすい省エネ手法として、人気が高まっています。
断熱エコカバーは、成形工場の問題点も解決します
・一般に向上エネルギーコストの90%以上は電気料金
・夏場の電気使用量のピークに年間の基本料金が決まる
・シリンダ等のヒーター部分からの放熱ロスが非常に大きい
・季節、昼夜の外気温の変化が良品率に大きく影響を御与える
・夏場の工場内の作業環境温度を下げたい
・金属製カバーは着脱が困難でメンテナンス時間がかかる
・一般的な断熱カバーは製作・取付が非常に難しい
特徴
一般的な蒸気配管やパイプなどで使用される断熱カバーとはまったく異なり、高温に耐える特殊素材の使用と構造により、ヒーターに直接カバーすることで断熱効果を発揮します。また耐熱マジックファスナーを採用することで、特別な工事が必要なく、取り付け・取り外しが簡単に行えます。24種類の標準品を組み合わせていただくことで、ほとんどの成形機への対応が可能です。
1、断熱材入り金属製カバーに比べ2倍の省エネ効果を実現
・断熱材には耐熱温度1260℃の材質を使用
・内面(高温側)の耐熱温度約1000℃
・内面には優れた強度の材質を使用
・内面は電気絶縁性で直接カバーが可能
※400℃以上の場合はご相談ください
●2倍の省エネ効果
2、耐熱マジックファスナー採用で取り付け・取り外しが簡単
マジックファスナー採用で繰り返しの使用が可能
3、温度の安定化により樹脂流動性が安定し、安全性も向上
●温度が安定
●安全性向上
4、24種類の標準品でほとんどのプラスチック成形機に対応
24種類の標準品を組み合わせていただくことで、ほとんどのプラスチック成形機に対応いたします。
またモジュラーを隙間なく連続して取り付けできるので放熱によるロスや原料ペレット・油の浸入を防ぎます。
表面(低温側)には、プラスチック樹脂や油汚れを防ぐ特殊テフロン加工を施しています。
省エネ効果の試算例
射出成形機の省エネ効果を、多数の実績データに基づいて試算した例です。ヒーター電力を約20〜50%削減しています。
射出成型機10台(型締力265t)取付の場合
形式 | 内径調整範囲 |
◎省エネ電力 1.8kW×10台=18kW ◎電気料金 ◎年間稼働時間 ◎空調機 成績係数COP≒3 |
1.ヒーター消費電力の省エネ(ランニングコスト) 18kW×6,000h×15円/kWh=1,620千円 2.放熱減少による空調電力の減少 3.年間削減の省エネ電力量 |
年間合計 効果金額 1,890千円 | |
年間削減のCO2排出量 44,982㎏-CO2 (CO2排出係数 1kWh=0.357㎏-CO2) |
モジュラー投資コストは約1年間の短期間で回収できます。非常に耐久性に優れた材質により省エネ効果を持続でき、取付が非常に簡単なので、
必要な箇所に取り付ける事で大きなコストダウンにつながります。
三栄独自のサービス
当社では、実際にサンプルを装着し、取り付ける前と取りつけた後で、電流値の測定を行なっております。
お客様の省エネ効果がどのくらいあるか、測定データを提出致します。